賃貸 VS 持ち家 ~進化する賃貸市場 持ち家がお得とは限らない!?~

「そろそろ家を買おうかなぁ」と想いながらも「そもそも、賃貸でもいいんじゃない?」と想う方も多いもの。住まいを考える上で、一度は気になる永遠のテーマ。

賃貸 VS 持ち家、果たしてどっちがお得なのか?

様々な試算がなされていますが、総支払額には余り大差がないケースも多いと言われています。だから、資産になるから持ち家の方が「お得」。支払いを終えた後の期間が長い程、持ち家の方が「お得」。結論として「持ち家」の方が「お得」だろうという論調が多い様です。

しかし今、住まい事情が大きく変わろうとする中で賃貸市場が進化していること、ご存じですか?

住まいを取り巻く世の中の変化と、賃貸市場の最新動向から、賃貸VS持ち家を検証してみました。

 

持ち家が資産にならない時代の到来!?

持ち家がいいという理由のひとつに、「資産になる」という点があります。資産になるとは、平たく言えば、売ったり貸したりすれば一定のお金に換えることができるということ。しかし、これから「資産価値」のない持ち家が沢山でてくるだろうと予測されているのです。

その理由は、これからどんどん人口が減少していくから。では、どれくらい減っていくのでしょうか?

国土交通省の作成した資料によりますと、およそ100年後の2100年には日本の人口は現在のおよそ半分、5000万人以下まで減るのではないかという予測があります。すると、既に820万戸あるとされる空き家は今後もっと増えるということに。

不動産の価格は需要と供給で決まります。つまり「家を欲しい人」が「家」よりも多い場合は価格が上昇し、「家が欲しい人」が「家」よりも少なければ、価格は下がってしまうということです。単純明快な市場の原理。これから大きく人口が減っていけば、当然「家」が沢山余って、「家を欲しい人」の方が少ない市場となっていくでしょう。当然、とても便利で多くの人が住みたいと思う様な人気の場所は、逆に価格が上がる場合もあるかもしれません。しかし、多くの不動産は、価格を維持することがより難しい状況になるのではないか、ということなのです。

すると、たとえ持ち家でも物件によっては「資産になる」とは限らないということに。住替を考えたときに、売るに売れない様では困ります。個々の状況や今後のライフプランによってはあえて「買わない」選択肢を取る方が、身軽でよい場合も考えられるともいえそうです。

 

進化する賃貸市場

空き家が増えるということは、持ち家だけではなく賃貸住宅も同じ。賃貸市場でも「借り手がつかないお部屋」がどんどん増えて、貸す側は工夫をしなくては借り手がつかないことが想像できます。昨今の不動産投資ブームで、多くのサラリーマン大家が参入し非常に過熱している賃貸市場ではありますが、こうした予測を受けて今、様々な変化が起こっているのです。

●戸建賃貸

空き家を活かした「戸建賃貸」物件が増加中。不動産投資家にとっては、安価でスタートできることから一定の人気があります。探してみると面白い物件が見つかるかも?

●カスタマイズ賃貸

壁紙や小物を変えられる部分的なカスタマイズから、タイル張りの玄関やキッチンまでカスタマイズできる物件まで。賃貸なのにここまで自由に楽しめるならば、素敵ですよね。

【参考】コノミー カスタマイズ賃貸サイト

●DIY賃貸

借主が一部費用負担をし、自分でDIYしたお部屋なら愛着が沸いて長く住みたくなるのでは?貸主にも借主にも嬉しい賃貸の仕組。国土交通省がDTY賃貸についてのガイドラインも作成しており、これから更に注目です。

【参考】R-DIY DIY改装できる賃貸物情報サイト

●家具家電付、敷金0・礼金0物件も

ウィークリーマンションの様に、家具家電付であったり、敷金礼金を0とした初期費用のかからない物件も増加。検索サイトでも特集が組まれていることもあるので、チェックしてみて。

賃貸も持ち家も 上手に使い分ける

人生100年時代が近いと言われる中、ライフステージが増えれば人生の転機が増えて「住み替え」をしたくなるタイミングも増えるのではないかと想像します。例えば、55歳のときに子供が独立したら、そこからおよそ45年の夫婦二人の生活がはじまります。例えば、65歳のときに会社を定年したら、そこからおよそ35年、田舎暮らしをしたくなったり、都心のコンパクトなマンションに住みたくなるかもわかりません。健康寿命も段々と延びていますから、そのときどきの活動を楽しむための拠点をどこに置くかもとても大切です。

そう考えたとき、資産にならない家を買って後から売るに売れずに困ってしまうならば、身軽に住み替えられる賃貸LIFEを楽しむのも一つの手段。持ち家を買う場合には「資産価値の下がりにくい家」を選ぶことがより重要になる、と言えそうです。

 

まとめ

 

①総支払額の様な金銭的比較と合わせて、人生の変化に合わせて柔軟に対応できるかが大事。

②賃貸もいろんな物件が楽しめる時代に。持ち家なら、資産価値が下がりにくい物件選定が大事。

③それぞれのライフステージにあわせて使い分けるのが〇。

 

 

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